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User’s VoiceVol.050

シェアフル株式会社

2019年1月 設立   人材紹介サービス

499名(2025年10月現在)

SalesNowは情報の宝庫。営業一人あたり月2営業日分の工数削減を実現しました。

“誰もの「はたらく」をひろげ 新しい「はたらく」をつくる”をミッションに掲げ、スキマバイトサービス「シェアフル」やSaaS型シフト管理システム「シェアフルシフト」、スキマバイトの就業実績を活用した正社員求人の人材紹介サービス「シェアフルエージェント」などを提供するシェアフル株式会社。営業戦略本部の荒川様、和井内様から、導入前の事業課題や、なぜSalesNowの導入に踏み切ったのか、導入後の成果についてお話を伺いました。

事業内容

スキマバイトサービス「シェアフル」
SaaS型シフト管理システム「シェアフルシフト」
スキマバイトの就業実績を活用した正社員求人の人材紹介サービス「シェアフルエージェント」

導入前の課題

  1. 企業リスト・企業情報が圧倒的に不足していた
  2. 企業データの正確性の確保も人力では難しい状況だった
  3. 網羅的で正確性の高い飲食店データが必要だった

導入の決め手

  1. 飲食店舗まで網羅できるデータベースを提供していたのはSalesNowだけだった
  2. 中小企業含めて日本全国の法人を100%完全網羅していた
  3. アクティビティ機能による求人情報のリアルタイム通知で、営業のアプローチ精度が大幅に向上される期待を感じた
  4. 他パーソルグループ内の導入実績が安心感を後押した

導入後の成果

  1. 営業メンバーの情報収集時間が半分以下に、リスト作成工数も3分の1へ削減
  2. 拠点単位での正確なデータ取得により、従来膨大だった工数と負担を解消
  3. LTV視点でのターゲティング精度向上により、戦略的な営業活動を実現

今後の展望

  1. 商談準備や仮説立ての“情報の宝庫”としてSalesNowを活用予定
  2. 営業全員が使える環境を整備し、活用を営業全員に拡大
  3. 拠点データベースを活用し、支店・店舗単位の深掘りアプローチを推進

Q. まずは会社・事業について簡単に教えてください。

シェアフル株式会社は、“誰もの「はたらく」をひろげ 新しい「はたらく」をつくる”をミッションに掲げ、スキマバイトサービス「シェアフル」や、SaaS型のシフト管理システム「シェアフルシフト」、スキマバイトの就業実績を活用した正社員求人の人材紹介サービス「シェアフルエージェント」などを展開しています。

はたらき方の多様化が進む昨今、「いろんな方の“はたらく”の入口になれるような世界観」を作っていきたいと考えており、スキマバイトを通じて、これまで履歴書や職務経歴書とは縁のなかった方々に対しても、新たな職場や雇用形態への架け橋となることを目指しています。

スキマバイトの就業実績をもとに、正社員雇用へと繋げる「シェアフルエージェント」の展開や、法人向けのシフト管理SaaS「シェアフルシフト」の提供など、事業は横にも縦にも広がっています。こうした展開は、パーソルグループで培った経験と実績を活かした強みでもあります。

また、シェアフルの利用者の半数以上が20代以下の若年層に人気のサービスです。アプリには、歩くだけやスクラッチなどでポイントが貯まる“ポイ活”機能も実装されており、特に学生層を中心に人気を集めています。

シェアフル株式会社様インタビュー1

網羅的かつ正確性の高い飲食店データを求めていました。

Q. 導入前の組織課題について教えてください。

大きく3つの課題がありました。

まず一つ目は、圧倒的に顧客リストが不足していたことです。
これまでの営業活動では、アルバイト媒体に求人を掲載している企業にしかアプローチできておらず、媒体ベースでの限られた情報に依存していました。その結果、企業情報の網羅性に欠け、十分な営業展開ができない状況にありました。

シェアフルは新興サービスであるため、まだ市場での認知度は高くありません。より多くのお客様にアプローチする必要がある中で、リストの量と網羅性が大きな壁となっていました。

さらに、情報の正確性にも課題がありました。企業の住所や電話番号ひとつを取っても、自社で1件ずつ調べていくのは非現実的です。また、老舗の企業データベースから情報を購入することも検討しましたが、費用対効果や鮮度の面で納得のいく選択肢がなく、正確性の担保が難しい状態でした。

もう一つの大きな問題は、飲食業界特有の情報の変動スピードです。シェアフルの利用企業の多くが飲食店であるにもかかわらず、店舗の閉店・開店のサイクルが非常に早いため、常に最新情報を追い続ける必要があります。

特にフランチャイズ業態では、看板は同じでも実際の運営企業が異なるケースが多く、電話番号や住所などの正確な情報を得るのが非常に困難でした。大手有名チェーン店でも、直営とフランチャイズの見極めがつかず、店舗情報が毎月変動してしまうため、営業側からも最新データへの強いニーズが上がっていました。

シェアフル株式会社様インタビュー2

導入前に「飲食店舗データまで網羅できる」と
明確に答えてくれたのはSalesNowだけでした。

Q. SalesNow導入までの検討内容や、導入の決め手について教えてください。

いろんな会社のお話を聞いた中で、最終的にSalesNowに決めたのはデータとしての総合力でした。

まず、「飲食店舗まで網羅できる」と明確に答えてくれたのがSalesNowだけだったんです。他社は基本的にBtoB向けの企業データ中心で、支店情報があっても限定的。そもそも店舗単位の情報がない、あっても高額というケースがほとんどでした。

次に大きかったのが、日本の法人が網羅されているという点です。SalesNowは法人番号ベースで、前日時点の企業情報までカバーされています。問い合わせフォームからくる企業の中には、実態がよく分からないケースもあります。特に闇バイトのような社会問題もある中で、実在性が担保されたデータがあることは、大きな安心材料でした。

さらに、アルバイト媒体への掲載情報がリアルタイムでわかる機能も魅力的でした。今まさに求人を出している企業は、採用に課題感を持っている可能性が高く、話を聞いてもらいやすい。採用意欲がある企業をタイミングよく見つけられるというのは、営業効率の向上に直結します。

そして最後に、パーソルグループ内でもすでに導入されていた実績が後押しになりました。具体的にはパーソルクロステクノロジーが使っていて、実際に使っている現場の方から「どうなの?」というリアルな声を聞けたのも、安心感につながりました。

シェアフル株式会社様インタビュー3

営業一人あたり月2営業日分の工数削減を実現しました。

Q. SalesNow導入後の成果について教えてください。

まず大きな効果は、営業一人あたり月2営業日分の工数削減です。これまで営業メンバーが毎日約2時間かけていた情報収集は、現在では半分以下に短縮されました。加えて、リスト作成の工数は3分の1に。従来はサポート部署に依頼してからリストが返ってくるまで3日を要していましたが、今では当日中に返ってくるようになりました。

従来は会社の基本情報を揃えることはできても、拠点単位の情報を探すには膨大な工数が必要でした。さらに、その正確性を担保する作業自体にも多大な時間がかかり、営業メンバーが毎日何時間もカレンダーを押さえて対応していたのです。SalesNowの導入により、これらの負担が大幅に解消されました。

また、収集した企業情報を営業トークに活かせるようになった点も大きな変化です。サブ業界や売上高の情報をアイスブレイクのきっかけや「今連絡する理由」として活用でき、受付ブロックの突破にもつながっています。関連事業についても事前に理解することで、スムーズに会話を進められるようになりました。

さらに、ターゲット選定の精度向上も成果のひとつです。従業員数や売上高といった情報を活用し、LTVの観点から「どの程度成長が見込める企業か」「どの程度人材ニーズがあるか」をスクリーニングできるようになりました。その結果、営業の生産性向上に加え、戦略的な質の高い活動が可能になっています。

シェアフル株式会社様インタビュー4

SalesNowは情報の宝庫。アプローチ戦略向上に繋げたい。

Q. SalesNowで今後取り組んでいきたいことを教えてください。

今後は、SalesNowを「商談からの受注率向上」まで活用していきたいと考えています。SalesNowのデータは、商談準備や仮説立てに欠かせない情報の宝庫です。特に求人の新着情報は、顧客の動きをタイムリーに捉えられるため、非常に価値があると感じています。

また、今後は全員が同じデータをベースに動けることで、営業活動のスピードと質がさらに高まると考えています。

さらに、拠点データベースを活用した支社単位のアプローチも進めていきたいと思います。飲食店単位や支店単位まで深掘りできるSalesNowならではの強みを活かし、より的確なターゲティングと効率的なアプローチを実現していく予定です。

取材のお時間いただきありがとうございました!

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