SalesNow

User’s VoiceVol.40

株式会社M&Aサクシード

  • 2017年11月設立
  • 法人限定M&Aプラットフォーム「M&Aサクシード」

M&Aアドバイザー1人あたり月3営業日分の工数削減に繋がり、アプローチ数が純増。SalesforceにおけるAI検索システムの企業データ基盤としてSalesNowを導入。

「人生を託せる、出会いのために。」をミッションに掲げ、法人限定M&Aプラットフォームを提供する株式会社M&Aサクシード。プロダクトマネージャーの木戸様から、導入前の事業課題や、なぜSalesNowの導入に踏み切ったのか、導入後の成果についてお話を伺いました。

導入前の課題

  1. アウトバウンドの取り組みを開始するにあたり、企業データベースの活用が急務となっていた
  2. 特に、M&A事業において相性の良い企業データベースが欲しかった

導入の決め手

  1. 日本全国550万社の企業の網羅性と1社あたりの情報量の多さ
  2. 3,000区分以上に細分化された業界タグの細かさ
  3. Salesforce連携における名寄せ率の高さと機能の豊富さ

導入後の成果

  1. M&Aアドバイザー1人あたり月3営業日分の工数削減し、アプローチ数が純増
  2. データ活用が促進されたことで情報収集からアプローチ活動までのプロセスが効率化

今後の展望

  1. SalesforceにおけるAI検索システムの企業データ基盤として、SalesNowのデータを積極的に活用していきたい

Q. まずは会社・事業について簡単に教えてください。

株式会社M&Aサクシードは、「人生を託せる、出会いのために。」をミッションに掲げ、法人限定のM&Aプラットフォーム「M&Aサクシード」を提供しています。譲渡企業と譲受企業をオンライン上でつなぐプラットフォームで、1万社以上の譲受企業様に活用いただいています。(2025年1月時点)

当社のM&Aプラットフォームが他社と異なる点は、法人会員に限定しており、取り扱う案件の規模が一定以上である点です。また、M&Aは秘匿性の高い情報が多く含まれるため、譲渡企業様が情報をインターネット上に公開することを懸念されるケースが少なくありません。しかし、会員限定であることで、インターネット上で安心してマッチングできる環境を提供しています。

また、2024年からは契約締結前にマッチングを開始できる 「M&Aお試しマッチング機能」をスタートしました。M&Aを検討中または今後検討する可能性がある譲渡検討企業のオーナー経営者が、利用契約前に匿名で情報を掲載し、自社に興味を持つ譲受候補企業の有無や属性、反応を知ることができる業界初(※)の機能です。自身の意思により、譲受候補企業の実名や詳細の閲覧が可能となり、自ら自社の可能性と幅広い選択肢を確認することができるのが特徴です。(※:アドバイザリー契約前にマッチングを開始できる点において業界初/M&Aサクシード調べ)

さらに、弊社には専門のアドバイザーが多く在籍しており、成約まで伴走支援を行える点も大きな強みです。M&Aは多くの場合、一生に一度の大きな決断となるため、譲渡企業様にとって安心してプロセスを進められる体制を整えています。

プロダクトマネージャー 木戸 亮介様

アウトバウンド体制構築への第一歩。
M&A事業と相性の良い企業データベースが必要でした。

Q. 導入前の組織課題について教えてください。

アウトバウンドの取り組みを開始するにあたり、企業データベースの活用が急務となっていました。

これまでは、プラットフォームに登録いただいている1万社以上の譲受企業様向けにサービスを展開してきました。事業をさらに拡大する中で、譲渡企業・譲受企業の両方に対して、プラットフォーム未登録の企業様へもアプローチを行い、より多くの企業様にプラットフォームに登録いただき、M&Aの可能性を感じていただくことが重要だと考えました。日本には約550万社もの法人が存在しており、業界や規模など多種多様です。この中から、M&Aにおいて売却・買収のニーズを持つ可能性が高い企業にアプローチするためには、高精度な企業データベースが不可欠でした。

さらに、当社はこれまでアウトバウンド活動の経験がなかったため、組織体制の構築も課題でした。そのため、アウトバウンドの基盤となる企業データベースの導入検討を最優先で進めていました。

企業情報量の豊富さと、Salesforce連携の名寄せ率の高さが魅力でした。

Q. SalesNow導入までの検討内容や、導入の決め手について教えてください。

インテントデータツール、老舗データベースツールと比較の上、意思決定しました。

まず、企業の網羅性と1社あたりの情報量の多さです。
SalesNowは日本全国550万社を完全網羅しており、エリア、業界、売上規模などの基本情報が充実しているのはもちろん、1社ごとの情報量が多い点も大きな魅力でした。

次に、3,000区分以上に細分化された業界タグの細かさです。
業界タグの細分化にも驚きました。これまで自社で使っていた業界タグよりもさらに細かく分類されており、より具体的なご提案が可能になりました。
例えば、「内装工事」といっても、“内装仕上工事”や“設備工事”といったカテゴリの違いによって、M&Aの譲渡・譲受の候補として可能性があるかどうかが変わりますよね。
SalesNowでは3,000以上の業界区分が設定されており、こうした細かい部分までカバーされているので、「これなら実務に直結できる」と明確にイメージできました。

最後に、Salesforce連携における名寄せ率の高さと機能の豊富さです。
弊社では、月次で約1,弊社では、Salesforceを導入しており、顧客情報を一元管理しています。その中で、SalesforceとSalesNowの互換性の高さが非常に高い点が大きな助けとなりました。特に、名寄せ率の高さによってお客様の企業データを網羅的にSalesNowのデータと統合できることが魅力でした。

また、導入前に商談いただいたセールスの中嶋さんの対応が本当に素晴らしかったです。対応がとても丁寧で、何か聞いたらすぐに連絡がくるスピード感も心地よく、初めて企業データベースを導入する身としてとても心強かったです。

M&Aアドバイザー1人あたり月3営業日分の工数削減に繋がり、
アプローチ数が純増。

Q. SalesNow導入後の成果について教えてください。

1人あたり月3営業日分の情報収集工数の削減に繋がっています。

例えば、企業リストの作成にかかる時間が大幅に短縮されました。以前は新規顧客を100社リストアップするのに約2~3時間を要していましたが、SalesNowを活用することでわずか5~10分で完了するようになりました。

さらに、アプローチ前の企業情報収集にかかる工数も削減されています。M&Aの提案を行う際には、相手企業の事業内容や基本情報を事前に把握する必要がありますが、SalesNowの生成AIが提供する事業概要文を利用することで、企業の属性を短時間で把握できるようになりました。

削減された時間をアプローチ業務に充てることで、アプローチ件数の増加が実現しています。その結果、SalesNow導入開始からわずか2ヶ月で契約寸前まで進んでいる企業が複数生まれる成果を上げています。

このように、SalesNowの導入によりデータ活用が促進されたことで、情報収集からアプローチ活動までのプロセスが効率化され、生産性向上に繋がっていますね。

SalesforceにおけるAI検索システムの企業データ基盤として
SalesNowのデータを活用していきたい。

Q. SalesNowで今後取り組んでいきたいことを教えてください。

SalesforceにおけるAI検索システムの企業データ基盤として、SalesNowのデータを積極的に活用していきたいと考えています。

具体的には、Salesforce上にて、顧客データ、SalesNowの企業データ、そして弊社プラットフォームの顧客ログデータを組み合わせることで、データ活用を推進し、譲渡企業と譲受企業のマッチングをさらに促進していきます。

現在、これらのデータを統合したSalesforceにおけるAI検索システムの社内実装も進行中で、データ活用による業務の生産性向上を目指しています。特にSalesNowは、日本全国の企業情報を網羅しており、業界タグや従業員数、事業概要文など、1社あたりの情報が非常に充実しているため、AI活用におけるデータ基盤として信頼性が高い存在です。

また、今後のAI活用を見据え、SalesNowデータの進化にも期待しています。特に、企業に関するM&A情報や与信調査の文脈でのデータ拡充など、さらなる機能強化がもたらす価値向上が楽しみです。

取材のお時間いただきありがとうございました!

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